ミルメコネマ・ネオトロピキュム(Myrmeconema neotropicum)
ナベブタアリの一種である、セファロテス・アトラトゥスというアリに寄生する寄生虫がいます。 寄生虫の名前はミルメコネマ・ネオトロピキュム。 とても小さな線虫で、まだあまり詳しいことは分かっていません。 ミルメコネマに寄生されたナベブタアリは腹部がふくらんで、元々は真っ黒の体...
サイホウチョウ(Tailorbird)
サイホウチョウは、スズメ目ヒタキ科サイホウチョウ属の鳥の総称です。 パキスタン、インドからフィリピン、ボルネオ、バリにかけて分布しています。 サイホウチョウの中には、木の葉をクモの糸で繋いで巣を作る仲間が居ます。 木についている2枚の隣り合った葉を選んで、葉のふちにくちば...
メガスコリデス・アウストラリス(Megascolides australis)
メガスコリデス・アウストラリスはフトミミズ科のミミズで、オーストラリアに生息しています。 体長は3メートルを超えるものもいるそうで、世界最大種とされているミミズです。 この種は地下の深いところに潜って生息しているので、まだ詳しい情報や生態はよくわかっていません。...
フライランチ・ガイザーズ(Fly Geyser)
アメリカ、ネバダ州にあるフライランチ・ガイザーズ。 これは温泉の湧出に伴って生成された円塔状の温泉沈殿物で、一般的には噴泉塔と呼ばれます。 ガイザーズと命名されているが、間欠泉ではなく、絶えず温水を放出していて「噴泉塔」と呼ばれています。...
収斂進化(Convergent evolution)
たとえば、魚類であるサメと、哺乳類であるイルカ、恐竜と同時代の海生爬虫類である魚竜は、異なるグループなのに見た目がよく似ています。 哺乳類であるサイと恐竜のトリケラトプスもよく似ています。 このような進化の仕方を、収斂進化(しゅうれんしんか)と呼びます。...
ストロマトライト(Stromatolite)
35億年ほど前、地球上に最初に登場した生物は、硫化物などを分解する原始的なバクテリアでした。 30億年ほど前には、光合成によって酸素を発生するシアノバクテリア(藍藻類)が登場しました。 それらは遠浅の海岸に、ストロマトライトと呼ばれるコロニーを形成し、酸素の泡を放出しまし...
銀河(Galaxy)
おおきさ直径10万光年、質量は太陽の2兆倍、うまれたのは130億年前、それは私達が住んでいる天の川銀河。 天の川銀河は渦巻き型の銀河です。 天の川銀河の中心部の渦巻き腕を地球からみると明るい星の帯のように見えます 古代ギリシャ人はこの道をミルキーウェイと名付けました。 ...
スヴァールバル世界種子貯蔵庫(Svalbard Global Seed Vault)
地球上に存在するありとあらゆる植物の種子を冷凍保存する為の施設 「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」(スヴァールバル・グローバル・シード・ボルト)が、ビル・ゲイツ主導の元、2008年2月26日にノルウェー領スヴァールバル諸島最大の島であるスピッツベルゲン島の中心地・ロングイェ...
アルゼンチンアリ(Linepithema humile)
アルゼンチンアリは体長2.5mm ほどのアリです。 その名のとおり原産は南米ですが、いまや世界中にその姿を見ることが出来ます。 日本にもいます。 駆除や根絶が容易ではなく、果樹を食害し、人間を含む他生物の巣に侵入してきてその住人を襲い、その結果間接的に生態系を破壊します。...
スケーリーフット(Scaly-foot gastropod)
スケーリーフット(和名:ウロコフネタマガイ)とは、足(腕足)に硫化鉄でできた鎧のような鱗をまとった「硫化鉄の鱗を持つ巻貝」の俗称です。 体の一部が金属から成る世界初の生物で、2001年にアメリカの研究者が発見しました その場所は2000年に日本の研究チームがインド洋で初めて...