百舌(Shrike)
百舌(もず)は体長約20cmの鳥です。 百舌の生態で大きな謎とされているのが、「百舌の早贄(はやにえ)」と呼ばれる習性です。
これは、百舌が捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為を指します。 稀に生きたまま串刺しにされているものも見つかります。
秋に最も頻繁に行われるが、何のために行われるかは、全く分かっていないそうです。
冬の食料確保が目的とも考えられるが、そのまま放置することが多く、早贄が後になって食べられることは割合少ないからです。
一説には早贄の高さが今年の降雪量の目安になるとも言われる不思議な百舌の習慣です。