サイホウチョウ(Tailorbird)
サイホウチョウは、スズメ目ヒタキ科サイホウチョウ属の鳥の総称です。 パキスタン、インドからフィリピン、ボルネオ、バリにかけて分布しています。 サイホウチョウの中には、木の葉をクモの糸で繋いで巣を作る仲間が居ます。 木についている2枚の隣り合った葉を選んで、葉のふちにくちば...
メガスコリデス・アウストラリス(Megascolides australis)
メガスコリデス・アウストラリスはフトミミズ科のミミズで、オーストラリアに生息しています。 体長は3メートルを超えるものもいるそうで、世界最大種とされているミミズです。 この種は地下の深いところに潜って生息しているので、まだ詳しい情報や生態はよくわかっていません。...
ストロマトライト(Stromatolite)
35億年ほど前、地球上に最初に登場した生物は、硫化物などを分解する原始的なバクテリアでした。 30億年ほど前には、光合成によって酸素を発生するシアノバクテリア(藍藻類)が登場しました。 それらは遠浅の海岸に、ストロマトライトと呼ばれるコロニーを形成し、酸素の泡を放出しまし...
アルゼンチンアリ(Linepithema humile)
アルゼンチンアリは体長2.5mm ほどのアリです。 その名のとおり原産は南米ですが、いまや世界中にその姿を見ることが出来ます。 日本にもいます。 駆除や根絶が容易ではなく、果樹を食害し、人間を含む他生物の巣に侵入してきてその住人を襲い、その結果間接的に生態系を破壊します。...
スケーリーフット(Scaly-foot gastropod)
スケーリーフット(和名:ウロコフネタマガイ)とは、足(腕足)に硫化鉄でできた鎧のような鱗をまとった「硫化鉄の鱗を持つ巻貝」の俗称です。 体の一部が金属から成る世界初の生物で、2001年にアメリカの研究者が発見しました その場所は2000年に日本の研究チームがインド洋で初めて...
ハリガネムシ(Spinochordodes tellinii)
ハリガネムシは類線形動物門ハリガネムシ綱(線形虫綱)ハリガネムシ目に属する生物の総称です。 アメリカでは、馬を洗う水桶の中から発見されたことから「horsehair worm」という俗称があります。 内部には袋状の体腔があり、表面はクチクラ(キューティクル)で覆われてお...
レプトケファルス(Leptocephalus)
レプトケファルスは、ウナギ目、カライワシ目、ソコギス目など、カライワシ上目の魚類に見られる平たく細長く透明な幼生のことです。 赤血球が欠落しているため透明です。 体がとても薄く透けているので、海で泳ぐ姿は羽衣のようで美しいです。...
ミツツボアリ(Hormigas Meliferas)
ミツツボアリはオーストラリアに分布するアリです。 ミツツボアリの働きアリは花の蜜を回収して巣に持ち帰ります。 集めた蜜は、巣の中に待機するタンク役のアリに口移しして蓄えられていきます。 タンク役のミツツボアリは腹を大きくふくらませて巣の天井にぶら下がり、仲間のために動く...
パラポネラ(Paraponera)
世界最大のアリは、サシハリアリ属のナンベイオオアリです。 またの名をパラポネラと呼びます。 体長は25~35mmもあります。 ニカラグアからパラグアイまでの熱帯雨林地帯に生息しています。 アリは通常集団生活をするものだけど、パラポネラは単独行動をし、木の中に潜み、...
ハゲワシ(Vulture)
ハゲワシ(禿鷲)は、鳥類タカ目タカ科のうち死肉を主な餌とする一群の種の総称です。 死んだ動物に群がる姿から、弱ったものにたかる悪いイメージのたとえに使われることが多い「ハゲタカ」という言葉ですが、正確にはハゲタカという動物はいません。...