VAAM(ヴァーム)
VAAM(ヴァーム)とは、スズメバチの幼虫が口から吐き出し成虫に与える栄養液のことです。 Vespa Amino Acid Mixture(スズメバチ・アミノ酸混合物)の頭文字を取っています。 VAAMはその成り立ち、効果など多くの面において、他のアミノ酸とは全く異なる17...
翼竜(Pterosaur)
翼竜の骨格はハニカム構造をしていました。 頭骨や骨盤などにはハチの巣のような穴が開き、手足の骨に至ってはほぼ中空だったといわれます。 前肢から後肢にかけてクレジットカードほどの薄い飛膜が張られていました。 白亜紀末に生きていた史上最大の翼竜、ケツァルコアトルスの翼を広げ...
タバコスズメガ(Manduca sexta)
タバコスズメガはスズメガ科の蛾です。 タバコスズメガの幼虫は、タバコやトマトといったナス科の植物の葉を食べます。 タバコには、強い神経毒性のあるニコチン毒が含まれていますが、タバコスズメガの幼虫は分解・排泄するメカニズムを持っています。...
ヒカリキノコバエ(Glow worm)
ヒカリキノコバエはグローワームとも呼ばれる昆虫です。 幼虫は洞窟や洞穴などの天井に生息しています。 ヒカリキノコバエの幼虫はその腹部にホタルと同じ仕組みの発光器官を持っています。 幼虫は粘液を20から30mm、長いものでは30から40cmもたらし、洞窟の暗闇で発光物質...
百舌(Shrike)
百舌(もず)は体長約20cmの鳥です。 百舌の生態で大きな謎とされているのが、「百舌の早贄(はやにえ)」と呼ばれる習性です。 これは、百舌が捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為を指します。 稀に生きたまま串刺しにされているものも見つかります。...
カモノハシ(Platypus)
オーストラリアにすむ、カモのような幅広い口ばしにモグラのような体、 アヒルのような水かきを持つ哺乳類、それがカモノハシです。 くちばしはゴムのように柔らかく、鋭敏な神経が通っていて、獲物の生体電流を 感知することができるとされています。 ...
カイロウドウケツ(Venus' Flower Basket)
カイロウドウケツは六放海綿綱に属する海綿の仲間です。 二酸化ケイ素(ガラス質)の骨格(骨片)を持ち、ガラス海綿とも呼ばれます。 骨片は人間の髪の毛ほどの細さの繊維状ガラスであり、これが織り合わされて網目状の骨格を為しています。 形は円筒状で、海底に固着して生活しています。...
ギニアワーム(Guinea worm)
ギニアワーム(和名 メジナ虫)は、人間に寄生する寄生虫です。 このギニアワームに寄生されると、発熱、激痛という激しい症状を伴うメジナ虫症になります。 まず、ギニアワームの赤ちゃんは、プランクトンのミジンコに食べられることによって、はじめはケンミジンコに寄生します。 ...
キンチャクガニ(Boxer Crab)
キンチャクガニは、ハサミの部分にイソギンチャクを挟んで暮らしています。 イソギンチャクで、餌を集めたり、威嚇したり出来ると言われます。 キンチャクガニはイソギンチャクを道具として利用しているということで、「道具を使う唯一の無脊椎動物」と言われているそうです。...
ミルメコネマ・ネオトロピキュム(Myrmeconema neotropicum)
ナベブタアリの一種である、セファロテス・アトラトゥスというアリに寄生する寄生虫がいます。 寄生虫の名前はミルメコネマ・ネオトロピキュム。 とても小さな線虫で、まだあまり詳しいことは分かっていません。 ミルメコネマに寄生されたナベブタアリは腹部がふくらんで、元々は真っ黒の体...