ウルル(Uluru)
エアーズ・ロック(Ayers Rock)はイギリスの探検家ウィリアム・ゴスが探検の途中で発見したもので、、当時のサウス・オーストラリア植民地総督のヘンリー・エアーズ(Henry Ayers)にちなんで名づけたものです。
オーストラリア中央部の荒野(アウトバック)の中に忽然とそびえる、高さ348m、周囲およそ9㎞の世界で2番目の一枚岩です。
オーストラリア先住民であるアボリジニは古来よりウルルとよび、聖地として崇めてきました。
ノッチと呼ばれる風の浸食によって出来た巨大なくぼみ、六角形に侵食された穴などがあり、ウルル表面の色、裂け目などにはそれぞれ意味があり精霊が宿っているとされます。
世界最大の一枚岩は、同じくオーストラリアにあるマウント・オーガスタスです。
大きさはエアーズ・ロックの約2.5倍もあります。