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フグ(Puffer fish)

  • arinkokingdom
  • 2014年12月25日
  • 読了時間: 1分

フグの毒成分、テトロドトキシンはフグ自身が生産するのでなく、外部起源のものです。

食物連鎖の結果、テトロドトキシンはシェワネラ・アルガと呼ばれる細菌がもともと生産し、それがフグの体内に蓄積することで毒を持ちます。

フグがこの毒物を体内に蓄積するかというと、自分を守る防御物質として役立てていると考えられています。

フグでは肝臓や卵巣だけでなく、皮膚の毒性も高く、フグを刺激すると皮膚の分泌腺からテトロドトキシンを放出します。 他の魚に食べられないような忌避作用です。 卵のテトロドトキシン含量が高いのも種族維持のための防御物質としての役割と考えられます。

また、フグ自身がこの猛毒で中毒しないのは、フグの神経はテトロドトキシンに対して非常に鈍感で麻痺を免れていると推定されています。


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